~農家、教育者を中心とした食育推進活動-in明泉幼稚園~
■ 奈良産直センターの人参
ここは奈良県内の消費者団体や病院、保育園へ供給しているほか、
近畿や東海地域の生協やスーパーとの産直に取り組んでいます。
減農薬減化学肥料栽培に努め、
農民連食品分析センターにて生産物の残留農薬チェックをしています。
販売先との交流を大切にして組織です。
■ 屋久島中原農園のポンカン
ポンカンは温州みかんに比べると、皮は少し厚めであり、
表面は少し凸凹しております。
特徴は甘酸の調和がとれ、芳香美味、匂いも独特です。
屋久島の世界遺産登録に当たっては、 登録当時、
ユネスコ世界遺産センターのドロステ所長は、
「自然遺産としての屋久島の価値は、多くの 人たちが暮らしていながら、
すぐれた自然が残されていることにある」
と語られております。
さて、当園の活動は、従来の「食育基本法」をベースに農家や教育者といった
現場のスペシャリストが連携し、子どもとその親御さんに
「食育」の大切さを伝えております。
大切につくる人、大切にたべる人が、食物となる命を介して
「命の大切さ、感謝の心」を再認識し、
結果的に食文化の継承を図ることに加え、
国内農業を支える基盤を創る活動です。
基礎体力や道徳といった土壌をつくるのが「食べ物」です。
日本の教育の三本柱を支えるのが「食育」なはずです。
豊かな土壌を失うと、教育という花は咲かないと考えます。